神様って?

※こういう話嫌いな人は不快になるかもしれないので見ないでください

みんな色んな信仰があると思いますが、
私の信仰する神様ってやっぱり愛なんです

全てを愛し、愛そのもののエネルギーなんです
私たちは神様に愛されていて、それはもうどうしようもないくらいの愛で
どこに隠れてもどこに逃げてもひたすらに愛されてしまうんです

逃れられないんです

人間でいえば60兆個の細胞一つ一つまでが愛され、この世に存在するもの全てが途方もなく愛されています
どんなに悪い事をしても、どんなに後ろめたい事をしたとしても
その愛は変わりません、というか愛そのものなんです

でも、愛されているからといって全てが許されているわけでもありません
許しという言葉を使うと語弊がありますが、

悪い事をすれば罰は与えられます

愛されているから怒られないって、そんな事はないです
やった事に対しては対価が支払われます

悪い事をすれば悪い事が起こり、
良い事をすれば良い事が起こります
親が愛する子供を叱ったり褒めたりするようなイメージでもいいかもしれないですね
そして、私たちは幼児ではないので、愛は受けてもずっと手を引っ張ってもらってるわけではありません

あなたはあなたの好きなことをしなさいと、
それを見守ってくれているのが神様です

どうして神様は助けてくれないのか?

それはあなたが幼児ではないからです
一つ一つの事に手を差し伸べてしまえばあなたは自分で成長できなくなってしまいます

厳しくも感じますが、それはあなたの成長を願った神様の愛です
道に迷った時、不安になる時、辛い事があった時、あなたは助けを求めますが、
自分で解決しないといけません
神様はそれを見て手は出さないけど応援し、乗り越えたらあなたと一緒に喜びます

そして世の中には良いも悪いもありません
そういったエネルギーはありますが、良し悪しで判断はできず
ただの現象として存在しています

そのエネルギーに触れたときに人は良い事、悪い事と勝手に判断を下しますが
それは個人が自分の都合で勝手に判断してる事に過ぎず、良くも悪くもないんです
すべてのエネルギーには周波があり、上がれば下がり、下がれば上がるように存在しています

だから、この世を構成する際にかならず高い部分と低い部分が生まれて

一定のものは存在できないんです
もちろん一定に見えるものはありますが、それは人が感知できない程の微小な周波数であるか、感知できない程大きすぎる周波数のどちらかだと言えるでしょう

まぁ、この世の仕組みとかは今はおいといて、
とにかく私たちは絶対的な愛の中に生きています
私たちは時々神様を探します、
公園で子供が母親を探すように、安心を求めて神様の存在を確かめようとします

でも、私たちの体がエネルギー体(周波数)であるのと同時に神様の体もエネルギー体なので目には見えません
ですが、この目に映るもの全て、山も川も構造物も人も動物も植物も

ありとあらゆるものが神様の一部なんです

神様の手の内で遊び、悩み、苦しみ、楽しみ、幸不幸を味わい、生を堪能しています
だから、安心して悩めばいいと思います
安心して迷えばいいと思います
ずっと神様が見ています

不安にだけはならずに、神様とのつながりを感じたまま、自分の信じるままに一生懸命に生きたらいいと思います

って思ってます

オープンまで残り4日ー四無量心

タイ古式マッサージは仏陀と共に育った仏教と密接に関係のあるものです

仏教というと固いイメージがあるでしょうか?

「この世は苦」とか、ちょっと怖いな、悲しいなって思います
そんなネガティブに生きたくはありませんよね
そんな教えは嫌だーって思いたくもなります

だけど、人ってネガティブになる時もあるんです
良いと思うことがあれば悪いと思うことがある

当然です

人は記憶という力を手にした時からそれと共に比較という力も手にしてしまっています
その上、人には向上欲というものも備わっています

何かより悪いものは目につき、より良くなっていないものも目についてしまう
そりゃ苦も多くなりますよ

けど、それは何も知らずに生きた場合のことです
生き方を知れば、苦しむこともなくなります

実際なくなるわけではありませんが、恐れることはなくなります

まずは知足を武器に持てば向上欲、物欲などの欲のコントロールができるようになります
苦の原因はほぼほぼ欲ですから、そのコントロールが出来れば怖いものなしですね

私は向上欲を否定してるわけじゃないですよ
あくまでコントロールです

まずは足るを知ること、そして自分を追い詰めないように向上すればいいと思います

己が為に何でもかんでもむさぼるように欲するのではなく、もう足りて満足はしてるけどきっとこうなったらもっと面白いかもしれない
他の誰かがもっと喜んでくれるかもしれない、そうやって余裕を持って向上したらいいんです

話がそれましたが、
今日はその中でも「四無量心」について
「四無量心」とは4つの無量(際限のない)心のこと

「慈・悲・喜・捨」を示します

慈:すべてのものを慈しむ心、人って好き嫌いありますよね
  でも、それを嫌いだからって壁を作らないでほしいんです
  嫌いなものの存在も受け入れて、そしてあぁ、これが嫌いなんだな
  この人が苦手なんだなって知ればいい

  そんな人やものでも慈しむ努力をするんです
  できるわけないやん!って言いたい気持ちもわかります
  けど、努力する事が大切なんですね
  一気には無理です

  でもほんの少しだったら大丈夫かもしれないですよね
  その境界をどんどん深めていけばいつしか
  今よりももっと多くのものを慈しむことができていると思うんです

  そうやって嫌いな人やものが減っていくと、幸せだなって思いません??

悲:すべてのものの苦しみ、悲しみを取り去ろうと思う心
  困っている人がいれば助けてあげたい、救ってあげたい
  そうやって思う心が大切なんですね

  自分にできるできないじゃないんです、
  何とかできないだろうかと一緒に考えることから始めてみるのもいいと思います
  少なくとも、みんなが自分の周りにいる困ってる人を助けてあげることができたら

  この世はもっと幸せになると思いませんか?

喜:誰かの喜びを共に喜べる心
  誰かが幸せになったとき、素直に喜ぶことってできますか??
  人の悪いところで、隣の芝は青い的なものがありますよね
  浜崎あゆみさんの詩でもありますね

  「自分よりも不幸なヒトを 見ては少し 慰められ
   自分よりも幸せなヒト 見つけたなら 急に焦ってる」

  多くの人が共感した歌詞じゃないでしょうか?
  けど、本当はみんなわかってるんです、人の幸せを一緒に喜べた方がいいって
  その方が楽しいに決まってるって心ではわかってるはずなんです
  でもなかなか素直に喜べない、比較しちゃうから、自分ももっとって思っちゃうから

  欲が、エゴが目覚めちゃって、心を閉ざしちゃうから
  でも、課題にすれば頑張れるかもしれない
  あ、と思えるかもしれないですよね
  妬むんじゃなくて、一緒に喜んでみようって選択が生まれるかもしれないですよね

  その気づきが大事です

捨:自分勝手な判断を捨て、平等で冷静でいる心
  人はこの世の中をいろんなフィルターを使ってのぞいています
  その名も「自分にとって都合がいいフィルター」なんですが、

  いろんなものを見た時にあなたの感情が一緒に動くと思うんです
  なんか気持ち悪いな、嫌だな、うれしいな、綺麗だなって
  例えば自分にとって苦手な人が目の前に現れたら、嫌だなー
  離れたいなって思います

  でも、どうしてその人の事が苦手なんでしょう?
  過去の誰かと同じ感じがするから?あなたのことを叱るから?生理的に無理だから??

  いろんな理由が出てくると思いますが、それはあくまであなた視点です
  他の誰かがみんながみんなその人やものを悪く思うでしょうか?
  誰かにとって都合がよいという事は絶対にないでしょうか?

  人は色んな面を持っています
  こっちから見えて強烈だと他の面が見えにくくなるから余計に難しいですが

  その人はあなたを困らせようと思っているんじゃないんだと思います
  あなたがそういった面を見てしまっていて、そういった面を引き出してしまっている
  そんな可能性だってあるわけです

  人は自分の鏡と言うように、あなたにも同じ面があるんです
  それらを受け入れて、そして多面的に物事をとらえ、短絡的に答えを出さないこと
  そして、自分にとっての悪に振り回され過ぎないこと
  直接関係のない事柄は真実かどうかもわからない惑わしの世界です

  いちいち反応せず、冷静にいることも大切です

これらの解釈はなんとも説明が難しくて、さらっと思いつく感じで書きましたが
もっともっと深いです
なんせ際限の無い心ですから

タイ古式マッサージのセラピストはタイ古式マッサージという手技を行うと同時に
この四無量心の実践を行いなさいと習います
いくら技術が上手でも、四無量心が育っていなければセラピストとしてはまだまだだということになります

この無量心、際限が無いというところがミソです

先に人は向上心を持っていると書きましたが、そのおかげで永遠に向上し続けることができるんです

ここでゴールといったものではなく、どこまで行けるかなんですよね

欲も満たせて成長できるって素晴らしいですよね^^

ちなみに気づいた人もいると思いますが

この四無量心、言葉を変えれば「愛」です

仏教に限らず、キリスト教もヒンドゥー教も根本は一緒です
みんなの極楽、みんなの天国を目指しましょう!

※宗教勧誘じゃありません