抑圧も必要な時がある?

先日久しぶりに尾崎豊の「卒業」を聴きました

ほんとに久しぶり過ぎていろいろ回想してみたりとありましたが
少し気になったことが
サビの部分で出てくる

この支配からの卒業
戦いからの卒業

確かに、さんざん苦しい環境、自分に合わない環境にいて
たまりたまった鬱憤や欲求
それが解放された時
人は大きく羽を広げる事が出来るのかもしれません

喜びに似た感情と共に自分がやりたかった事へ突き進んでいける
それが日本の成長を手伝ったと、そんな風に感じました

最近の馴れ合いに似たゆるい感じや、機嫌を伺われて育つ環境だと
抑圧された鬱憤が少ない為
自分の本当に求める願望が湧きおこらないかもしれない
そんな状態でその環境から解放された所で

だから何?

やりたい事?わからない

と宙に浮いた状態になってしまうのではないだろうか
いき過ぎてはいけないけれど人生にはスパイスが必要で、

現代は砂糖ばかりになっているのではないかと感じました

さすが尾崎先生、後世に残る歌は色あせず
ずっとその強い想いが残り続けています

きっと彼は当時のこの状況はダメだ!!と言いたかったのかもしれないし
その当時のファンたちもそうだそうだ!!と共感して大人たちに逆らい
時代を変えようと戦ってきたんだと思います

ただ、今そのファンたちは、俺の時代はもっと厳しかったと言って、結局その時代を肯定している気がします

実際どっちがいいのかわからない

わからないけど、どっちもいき過ぎなんだろなって思います
だから多分近いうちにまた厳しい時代がやってきて、
そしてまた甘い時代がやってきてを繰り返し、
それは振り子の様に少しずつ少しずつそのふり幅を小さく狭めていって
いつかきっとちょうどいい時代がくるんだろうなって思います

その時代はきっと適度な緊張と緩和によってとっても豊になっているんじゃないかな

尾崎 豊 → お先 豊(@_@;)

豊になれば子供も増え、人口の問題も収まるかもしれないですね
そんな時代が少しでも早く訪れるといいなと願います

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